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動き出しの変化

当院にはどこにも痛みや不調のない方にも通っていただいております。

もともと施術が目的ではなく、それぞれのスポーツにおいて競技力を高めたいという意志のもと来院されました。

 

バドミントンやテニスといった対人スポーツをされている選手からいただく言葉で

『動き出しが早くなった』

と喜んでいただいております。1度目のプログラムを受けた後に感じられる選手が多いです。

 

それぞれが違ったスポーツ・環境。それでも感じられた変化は同じでした。

その他の変化も教えていただいておりますが、初期に教えていただくのは動き出しの変化です。

 

【動き出し】

というと当人の動きの面もありますが、対人競技の場合は相手の動きに対応できていることが前提にあります。

【方向】・【力・スピードの程度】・【動き出し方】が最低限分かっていないと身体は動きません。

1度のトレーニングでそれらを網羅できるかというと、残念ながら今の私の技量ではできません。

 

それでも動き出しが早くなります。全て記載することはできませんが、少しでもお伝えしたく2つのポイントだけ紹介させていただきます。

 

①脱力をする。

 

脱力することは筋力をつける以上に難しく、特に固めることが美徳と考える日本人はより困難だと思います。

高齢者の方では『力を抜きましょう。』と言葉で伝えると、より力が入る方が多かった経験があります。

だからあえて『脱力』という言葉は使いません。

 

脱力を得る方法として初期は

【呼吸法】【肩の位置】に意識を向けてもらっています。そこから結果として脱力ができるようになります。

 

筋肉は弛緩するか収縮するかしかできません。筋肉がすでに収縮している状態でより収縮させてもその力は発揮しづらく、遅くなります。しかし緩んだ状態から収縮となるとスイッチを入れるだけなので本来の力が発揮され、はやく動くことができます。どこを緩めるのが効果的かは直接お伝えできればと思います。そこが緩むと対戦相手や試合の状況などを観ることができるようになり、動き出しは早くなります。

 

②止まることができる身体作り

早く動きたいという目的で力任せにトレーニングをしたら反対に遅くなったという話を聞きます。

なぜ早く動くことができないのか。

 

それは止まることができる身体・姿勢が作れていないからです。

 

目の前の道が凍っているのにそこを全力で走り出すことはできますか?凍っていることが分かっていない場合は別ですが、大怪我することでしょう。やはり人間は止まる事ができると分かるから走りだせるのです。

 

このような理由で当院ではその競技における止まり方や止まる際の身体の使い方を指導させていただいております。はじめはその姿勢が作れなかったりバランスを崩されます。ですが今まで使われていなかった筋肉がプルプルしながらも使われれるようになると止まる感覚が分かってきます。

 

下肢の怪我が多い方は強引に止まられていたため膝や足部に負担がかかっていたと考えられます。しかし効率良く止まる割合が増えると怪我のリスクも低下します。

 

当院ではこのようにパフォーマンスの向上と障害予防が同時に習得できるプログラムを作成しております。

しっかり止まりたい。怪我を減らしたい。動き出しをはやくしたいという方のご相談・ご予約をお待ちしております。