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季節の変わり目の症状

朝晩の寒さも和らぎ、昼間は暖かくなってきました。 

暖かくなり、気持ち良くなるはずですが、こういう時期にこそ注意が必要です。

 

特に『ぎっくり腰』

私自身経験したことはないのですが、その痛さは見ていても胸が締め付けられ、息が止まりそうになります。

 

さてそのぎっくり腰ですが、年中コンスタントに訴える方が来院されるかというとそうでもなく、やはりある時期になると突然増加します。

 

それが『季節の変わり目』です。

日本では『土用』という言い方で立春・立夏・立秋・立冬の前の18日を言います。

ちょうど疲れが溜まる7月の土用は鰻を食べて滋養することが一般化しつつありますが、他の季節の土用はあまり知られていません。

夏の土用では『土を掘り返してはいけない』という習わしがあり、建築関係などは作業を控えたり。

また衣類や本などの虫干しをするのも土用です。

 

私がこの仕事をしていて土用は

・身体を休める。

・虫干し同様、自分の身体に新しい風を通す。

という時期なのだと考えています。

 

当院でぎっくり腰で増えたのが年末。

ちょうど大掃除や年始に向けて忙しく、忘年会で内臓の疲れもある時期。

また最近暖かくなってきてぎっくり腰やなりそうな方も来られるようになりました。

昼間は暖かいといえ朝晩はまだ寒い。そんな寒暖の差がありつつ、職場での異動や学生は新しい環境に備える時期でもあります。

逃げられないストレスが多い時期です。

 

以前の日本と比べて気候も異なり、土用の時期が変化し、そこに社会生活のストレスも合わさっているのでしょう。

 

ぎっくり腰も痛みを訴える部位は骨盤周囲だったり肩甲骨下方だったりしますが、たまたま発症したわけでなく、やはり原因があります。

 

突然の痛みを訴える方全員、肋骨が硬くなっています。

これは痛みへの恐怖感からくるものと肋骨の動きが硬くなったために起こったものと考えられます。

痛みの無い状態でも肋骨の動きが小さい方は多く、慢性腰痛や肩コリを訴えられます。

 

気候の変化や人の異動・環境の変化など逃げられないストレスから呼吸が上手くできず、肋骨(胸郭)の動きが小さくなったために起こるのがぎっくり腰と考えられます。それだけとは言い切れませんが、ぎっくり腰を改善する方法の一つとして、呼吸を意識した運動を行ってみてはどうでしょうか?

これにより身体を休め、新しい風を通すことができます。

 

当院では施術だけでなく既往歴やシビレ等の症状の有無を考慮して、可能な範囲で運動を行っていただいております。

 

ストレスが多い時期は自分以外のことが気になります。自分のことが気付けなくなる時期でもあります。

呼吸を始めのステップとして自身の身体の状態に目を向けることで季節の変わり目を乗り越え、またこの機会に慢性腰痛を改善していきませんか?

 

ぎっくり腰の辛さを味わったことが健康な身体に変わるきっかけになった。

そのお手伝いをさせてください。